ども。こんばんは。
VMware ESXiネタです。
まずはこちらを・・・
脅威のロードアベレージを記録しましたorz
これ、VMware ESXi上に新しく作ろうとしているWindows Server 2012 R2をインストールしている時の、他の仮想マシンの様子です。
全体的にフリーズ気味になりインストールも終わらないという悪循環になりました。
2時間たってもこの状態!こりゃもう駄目だ。。。
いろいろ調べた結果、仮想マシンのスワップ用のデータストアのレスポンスが非常に悪いことに気づきました。
以下その時の様子。
なんと書き込み待ちが1000ミリ秒近くになっていることも。。。
こんな人間並みのレスポンスでいいのか!
※基本我が家のESXiは全データをQNAP上においています。(iSCSIでマウント)
構築当時、スワップに関してはローカルのほうがいいと思ってローカルのHDDにしていたみたいですね。。
さて、もう原因これでしょ。ということでSSD買いました。
※18時半からヨドバシに向かってダッシュするっていう、こういう時の自分の行動力は褒めてあげたい。
買ってきたのはCrucialの「CT250MX200SSD1」。
まぁなんでも良かったんですが、240GB以上のそこそこのスピードで1万円以下。で決めました。
あと、うちのESXiはML110 G7で稼働しています。ディスクがサーバもどきな専用な感じなので、
3.5インチ変換用のアダプタも買いました。裸族のインナー(CRIN2535)です。
これにSSDを入れてSATAコネクタの位置を3.5インチHDDと合わせます。
裸族のインナーにおさめて裸族付属のネジで止めてHPの専用マウンター?に入れます。
悲しいかなノンホットプラグなので電源を切って装着。
心配していたSATAの設定もちゃんとAHCIになっている!
#導入時いろいろ悩んだんだろうなぁ。昔からここは痛い目に会いやすいからなぁ。。。
ここまでくれば後はもうちょっと。
認識させてフォーマットして仮想マシンスワップの場所を変更!
※当然ながら全仮想マシンシャットダウンしている必要あり。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
早速同じ状況下で同じ作業をしてみると・・・
はええええええええええ!!!!
2時間待っても終わる気配のなかったWindows Server 2012 R2のインストールが10分で終わった!!!
しかも周りのサーバに被害なし!
なにこれすげー!驚異的なパフォーマンス改善ってこういうことを言うのか。。。
ほぼ2ミリ秒以下で微動だにせず。
これがSSDの真価なのか・・・。
【2016/05/02追記】ホストキャッシュとvFRCの機能を勘違いしていました。
vFRCはストレージへのアクセスのキャッシュとしてSSDを使う技術で、そもそもvSphere Web Clinetからじゃないと設定もできないらしい。
ホストキャッシュは、単純にESXi本体のメモリもスワップ先としてSSDを指定するようですね。
ってことは仮想マシンスワップファイルの場所をSSDにするのとはわけが違う???
※ここからちょっと注釈。
これで随分改善したのですが、そういえば「ホストキャッシュ」っていう機能もあったなと思い、128GB分を干すキャッシュにしてみました。
が、体感そんなに変わらず。むしろ上記Windows Serverのインストールはちょっと遅くなった感じもします。
まぁ、スワップだけだともったいないし、ホストキャッシュ有効にしても書き込み遅延はなさそうなのでこのまま様子見しようかと思います。
以下、データストアがあるNASへのデータ転送量をホストキャッシュなし(左の山)、あり(右の山)で比べてみました。
うーん。まぁその時々のパフォーマンスもあるので一概には言えませんが・・・。
ホストキャッシュをありにすると、なんとなく、一気にアクセスはしなくなる?のか?
VCP持っているようなスペシャリストの方ぜひご意見くださいm(._. m)
ふう。久々に燃えましたね。
やっぱりこういうの楽しいなあ。
最後におまけ
Windows Server 2012 R2を評価版から製品版に上げる方法
※私はTechNetのライセンスキーを持っていますが、残念ながらTechNetからダウンロードしていたISOが壊れていた模様です。
2012R2がTechNetのサービス終了前に手に入ったので良かったですが、2012 R2で自宅のWindowsは最後ですね。。。寂しいなあ。
Windows Server 2012 の評価版から完全製品版への乗り換え
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/jj574204.aspx?f=255&MSPPError=-2147217396
こんな感じですね。
DISM /online /Set-Edition:ServerDatacenter /ProductKey:xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx /AcceptEula
無事うまくいきました。
※たまに失敗するそうです。その時はプロダクトキーの前に「/AcceptEula」を持ってくるといいそうです。
Windows UpdateしてExchange作らなきゃ!
楽しいGWが続きそうです。
ではでは。またの機会に。
あ、そもそもこんなオーバーコミットが発生するような状況にしてはダメ、という大前提が抜けていましたね。。。
ただ、普段はそんなにメモリ食わないのでついつい合計がESXi本体の搭載メモリ以上になっちゃう。。。