ども。こんばんは。
安価にTag VLAN(802.1q)が組めて、コンパクトで全ポートギガビットのスイッチを探していました。
すでにCatalyst 3750は空きポートがなく、リビングのPS3(ゆくゆくPS4!)とかをつなぐために買おうかなと。
※今PS4とかは無線LANルータ(WZR-D1100H)のLAN側にケーブルを伸ばしていますが、Aironet導入でこのAPも廃止予定なので。。。(後から予想打にしない理由で廃棄が決まりますが・・・)
Catalyst 2960-Cがいいなー欲しいなーと思ってたのですが、オーバースペックかな~とか色々悩んでネットギアのGS108Eを購入。Amazonで¥4,980なり。安い。
NETGEAR アンマネージプラススイッチ ギガ8ポート 管理機能付 無償永久保証 GS108E-300JPS
SNMPとかには対応していないがポートVLANや.1qに対応して、Web-UIから設定できるという代物です。
余談ですが、過去にPlanexのSWP-0208Gという、これよりもうちょっと管理面で性能のいい安価なスイッチを持ってたこともありました。UIも独自で、コマンド体型も難しかった記憶がありますね。
今回はコンソールポートは無いですが、どうなんでしょうか。
ちなみに、PoE給電対応のGS108PEを買ってAironetを繋げば・・・とか思ったりもしましたが、VLANの設定とかもどの程度か見えないので、実売1万円のPoE対応よりはまずは¥4,980で買えるGS108Eで、どれほどのものかを試してからにしたいと思います。
さて、届いたので早速色々やっていきます・・・がその前に、色々やった結論だけ書いておきます。
結論:素直にヤフオクでCatalyst 2960-Cを12,000で買えばよかった
じゃぁいきますか。
箱、外観。メタルな感じで結構見た目は良さげ。ACアダプタもちっちゃくていい感じ。
早速繋いで
デフォルトIPアドレス:192.168.0.239
デフォルトパスワード:password
のようです。さぁ!買ったばかりのThunderbolt Gigabit Ethernetなんちゃらを使うぞ!
ほい。で、次。ログインします。IDは無いのでパスワード「password」を入れてログイン。
ファームウェアが一つ古いみたい。この辺から落としてください。
2.00.07が入っていたので2.00.08にします。
http://downloadcenter.netgear.com/en/product/GS108Ev3#searchResults
ちなみにファームウェアをアップする画面に行こうとすると、Loader Modeってやつで起動するみたいです。
いわゆるBoot Loader的な?
Loader Modeとやらで立ち上がってきたら上記サイトから落としたZipを解凍してアップします。
まちます。
再起動がかかって起動すればOKです。
基本設定としてはとりあえずホスト名を変えたくらいです。
さて、ここからが本番。
今回は
Catalyst 3750[Gi 1/0/1] — Trunk — GS108E[Port 1]
※残りのポートはその時々で設定を変えようかと。
VLANは、とりあえず以下2つを例にします。
123:PCがつながっている
201:無線とかゲーム機とか
とりあえず大事なこと。
管理VLANはVLAN ID 1で固定。変えられない!し、UnTag(タグなし)で出てきます。
ということで、Catalyst側でTrunkにするついでにNative VLANを設定します。
今回はNative-VLANを123にして、UnTagについてもVLAN123で通信できるようにします。
参考:Tag VLAN を利用の環境でスイッチの管理画面にアクセスできません。
まずはGS108E側。
画面は省略しましたが、802.1QでうまいことAdvanceにしてください。
VLANつくる画面。
VLANのメンバーアサインする画面。
U:UnTag
T:Trunk
無:アサインなし
とりあえずVLAN1は管理用なので、Port 1からUnTagで出します。(Native VLAN的な?)
次にVLAN123は、Port 1をTurnkで受けて、Port 2からUnTagで出します・・・と言うような設定をしていきます。
実はここまでスカッとは行かず、なんか癖?があって、PVIDとか言うのも一緒に設定しないと行けない?っぽいです。
ちなみに123と201って、以下のようにPort 8が両方UnTag(あえてしてみた)でメンバーになっているんですが、PVIDのほうが勝つようです。
うーん?なにこれ。結局VLAN MemberってUnTagかTrunkか決めるだけ?実際にどのVLANに属すかはPVID側で決める?
これもうわかんねーな。
結局やりたいことはできましたので悩まないことにしました!やっぱりCatalystにすればよかった・・・。
こういうのを安物買いの銭失いとか言うんですねきっと。
Port1は無事Trunkだし、Trunkから入ってきた通信もちゃんとUnTagで指定のポートから抜けていくし、管理アクセスもTrunkと同じポートで使えるし。
でもね。これ設定が理解しがたい気がするよ。。。PVIDの設定がわからないんだな〜。これなかったら結構わかりやすくていいと思うんだけど。。。
ちなみにCatalyst側はこんな感じです。
#sh run interface gigabitEthernet 1/0/1
Building configuration…
Current configuration : 204 bytes
!
interface GigabitEthernet1/0/1
switchport trunk encapsulation dot1q
switchport trunk native vlan 123
switchport trunk allowed vlan 123,125,200,201
switchport mode trunk
end
ま、とりあえずできましたとさ。
で!ちょっと無線AP(WZR-1100)をGS108Eの下につなごうとして久々に触ってみたら・・・
ねっちょねちょ、ベッタベタ、にっちゃにちゃ
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
どうやらこいつラバーコーティングっぽい仕上がりだったらしく経年劣化で最悪な状態になっていました。
無水エタノールでこすったらきれいになるかも、という情報がありましたがちょっとこれはorz
被害が拡大しないよう新聞紙にくるみましたが。もう出さないよねこれ。
久しく動かしていなくて気づかなかった。。
2012年11月に買ってますね。引っ越しのときには全然そうでもなかったのに・・・。
うわ悔しい。これ802.11ac対応でまだまだ使いみちあったのに!
ってことでWZR-D1100からAironetにまだ移行していない機器を移行中ですorz
ではでは。またの機会に。