ども。こんばんは。
地道にデータをコピーしています。
まずはReadyNAS104の中身をコピーしています。
ReadyNASがおわったらTS-859 Pro+に取り掛かろうとしています。
今の所、
ReadyNAS -[NFS]-> CentOS -[NFS]-> TS-873
こんな感じでやっています。ReadyNAS側は以前からCentOSにマウントして使っていましたので、NFSマウントを一つ追加してコピーしています。
#ReadyNAS104は4TBx4でRAID5ですが、多分200Mbpsで頭打ちかな。。。
しかし毎回悩むのが、コピー方法です。
さらっと、「コピー」と書きましたが、今回はmvコマンドを使ってNFSからNFSへ移動する形をとっていました。
毎回悩みます。この作業。SMBでマウントしてWindows上からやるのがいいのか?とか。Linux使うにしてもNFSじゃなくてCIFSのほうがいいのか?とか。rsyncのほうがいいのかなーとか。
新NASで旧NASを直接マウントしてもいいんじゃかないか?とか。
まぁ結局今回mvでやったのですが、ちょっとハマりました。
どうでもいいデータから作業し始めてよかった・・・。
以下ハマったこと
(1)ReadyNAS側のI/Oがおっつかないので移動に失敗する
これは割とどうしようもないです。きりの良いところで、時々ReadyNASを再起動しないと激重になります。
(2)オーナー、グループがおかしくなる
これは想定内。あとでQNAP上でchownで強引にやって直しています。(本当は両機器でuidなどを合わせるべきかと思いますが。。。。)
(3)inodeが重複する(inter-device move failed )
これは正直知りませんでした。。。。
#うち場合SSDキャッシュ使っていますがその場合、inodeってQNAPのキャッシュのinodeなのかな・・・?
参考:[linux] 異なるデバイスを跨いだ mv で inter-device move failed エラー
参考:mvコマンドでエラー「inter-device move failed, unable to remove target」が出る。
参考:cpとmvとinodeの話
(4)cpだと-pが使えない?
mv問題を解決するためcpを使うことにしましたが、-pをつけると失敗する(cp:cannot create regular file )ケースが多かったです。(これ”(5)”のせいだったかも・・・)
オプションなしだと、権限やオーナーは(2)で対処できるとして、日付が全部コピーした時間に上書きされます。なので、今回は以下のようにしました。
※「-p」は「–preserve=mode,ownership,timestamps」と同等のようです。
nohup cp -r –preserve=timestamps 旧 NAS 新NAS > result.txt &
※iやvはお好みで。
(5)QNAP側のRAID6スクラブ中はやはり失敗が多い。
初期構築時に、毎週日曜日の0時からスクラブを開始するようにしていました。(初期設定ではoff)
速度は中(既定)で、150MB/secほどで進んでいました。体験上は全然遅くないのですが、やっぱりI/Oがちょっともつれる感じがあります。
スクラブは最低1ヶ月に一回以上が推奨らしい。ので、毎週しなくてもいいかということで、月イチにしました。まぁホットスペアもあるし大丈夫だと思います。。
RAID10だとこれいらないんだよなー。地味に14時間くらいかかります。
完全移行にはまだまだかかりそうです。
【バックナンバー】
- NASリプレースプロジェクト – 1 – 増税前にNASを買う!
- NASリプレースプロジェクト – 2 –
- NASリプレースプロジェクト – 3 –
- NASリプレースプロジェクト – 4 –
- NASリプレースプロジェクト – 5 –
ではでは。またの機会に。