ども。こんばんは。
Azure ADでは、パスワードを入力せずにサインイン(ログイン)できる「パスワードレス」認証に対応しています。
まだプレビューっぽいですが、Microsoft Authenticatorを利用してパスワードレスができそうだったのでやってみました。
以下参考ドキュメントです。
Azure Active Directory のパスワードレス認証オプション
Azure Active Directory でパスワードレス認証のデプロイを計画する
Microsoft Authenticator アプリを使用したパスワードなしのサインインを有効にする (プレビュー)
まずは、多要素認証の検証方法でプッシュ通知が許可されていないとだめらしい。。。がどこの設定かわからない・・・
[Azure AD]->[セキュリティ]->[MFA]の「追加のクラウドベースの MFA 設定」かな?
とりあえず何もしなくても、Microsoft Authenticatorアプリ上で、「パスワードレスが有効」となっているので、使えるものと信じて進めます。
続いて、Azure ADのセキュリティから認証方法ポリシーを設定します。
有効にするかつ有効にするユーザを選択します。
※おいらは一旦1ユーザのみテストしてからすべてのユーザに変更しました。
設定はこれだけ!
これで時間ログイン時、ID入力後、パスワード入力の画面で「代わりにアプリを使用する」というリンクが出るようになります。
あとは、これをアプリで同じ番号を選ぶだけ。
とてもかんたんです。(アプリの写真は後で撮影したので番号が一致していませんが。。)
とても簡単にパスワードレス認証が実装できました。
【バックナンバー】
- Enterprise Mobility + Security E3ではじめるゼロトラスト入門 – 1 – 購入編
- Enterprise Mobility + Security E3ではじめるゼロトラスト入門 – 2 – Windows 10をIntuneに登録する
- Enterprise Mobility + Security E3ではじめるゼロトラスト入門 – 3 – AndroidをIntuneに登録する
- Enterprise Mobility + Security E3ではじめるゼロトラスト入門 – 4 – iPadとmacOSをIntuneに登録する
- Enterprise Mobility + Security E3ではじめるゼロトラスト入門 – 5 – 条件付きアクセスでIDを保護する
- Enterprise Mobility + Security E3ではじめるゼロトラスト入門 – 6 – AWSコンソールへのログインをSSOにする
- Enterprise Mobility + Security E3ではじめるゼロトラスト入門 – 7 – FortiGate のSSL-VPNをSSOにする
ではでは。またの機会に。