ども。こんばんは。
前回開封したThinkCentre m90qを魔改造してCore i9-10900と64GBメモリ、1TB SSDを追加します。
※CPUはCRUではないため、自分で交換すると保証外です!
まずは、標準の状態でCINEBENCH R23を回していきます。
まわってますねー。
見た感じMAXで21Wくらい消費していました。
スコアはこんな感じ。
マルチコア :1249pts
シングルコア: 524pts
続いて、CrystalDiskMarkで標準のSSDのベンチをとります。
ちなみに初期パーティションはこんな感じです。
ベンチの結果はこちら。
なんかあんまりはやくねぇ。
一旦、シャットダウンして、カバーを開けてSSD追加、メモリ交換をしていきます。
まずはSSD。
SanDisk Ultra M.2 NVMe 3D 内蔵SSD 1TB / SDSSDH3N-1T00-G25 / 転送速度 最大 2400MB/秒
青いラッチは上に持ち上げます。
メモリを交換します。
標準ではサムスンのものがついていました。
こいつに積み替えます。
キングストン Kingston ノートPC用メモリ DDR4 2666MHz 32GBx2枚 HyperX Impact CL16 1.2V Unbuffered SODIMM HX426S16IBK2/64 永久保証
普通に差し込むだけですね。
ちゃんとOS上でも認識できました。
ディスクも認識していますね。
ディスクのベンチマークをとってみます。
※省略していますが、コンピュータの管理ツールからフォーマットとパーティションの追加をしています。
お、カタログスペック通りですね。
さぁ続いて大物です。
CPUを交換していきます。
ヒートシンクのネジは全部で3つです。
右側のディスクのマウンタを外すと3つ目のネジが見えます。
ネジを外して持ち上げると外れます。
抑えているカバーを外します。
こいつで拭き取ります。
セレロン
ヒートシンク側もきれいにします。
いよいよ、Core i9-10900の出番です。
久々のCPU交換でドキドキしていたせいか、乗せるところを撮影し忘れました。
CPUグリス(今回は熊グリス)を塗ります。
塗り方は、いわゆるうんこ塗り。特に伸ばさずこのままヒートシンクをかぶせてその圧力で広げます。
もとに戻します。
起動してみます。
20スレッドキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
低負荷だと温度も気になりませんね。
消費電力も、Celeron G5900Tと比べて+2Wくらいでした。
お、これは意外と冷えるし消費電力も少ないじゃね、とおもいつつCINEBENCH R23を回してみます。
一瞬で90℃に・・・。
ファッ!?228W・・・。
230WのACアダプタ買っといてよかった。
で、このあとすぐにクロックが落ちていき、定格の2.8GHzでしか駆動しなくなりました。一瞬だけ本気出すけど、速攻で爆熱になってクロックが落とされるようです。
まぁ、2.8GHzとはいえ、温度は80℃くらいなので、まぁこんなもんかなぁ。
スコアはこんな感じです。
正直まぁ低いですが、熱問題はある程度覚悟してたのでこんなもんかなーと。
それよりも正直ちゃんとCINEBENCH完走できたことの安心感のほうが大きいですね。何回か回してみましたが大丈夫でした。
【Celeron G5900T】
マルチコア :1249pts
シングルコア: 524pts
【Core i9-10900】
マルチコア :10597pts
シングルコア: 1274pts
とりあえずこれで魔改造は完了です。
一旦この状態で回復ディスクを作成しました。
次回からはVMware ESXiを入れていきます。
【バックナンバー】
- ThinkCentre m90q TinyとCore i9-10900(10コア/20スレッド)+64GBメモリで作る超小型!保証なし!爆熱!の最強ESXi – 1 – 購入編
- ThinkCentre m90q TinyとCore i9-10900(10コア/20スレッド)+64GBメモリで作る超小型!保証なし!爆熱!の最強ESXi – 2 – 開封編
ではでは。またの機会に。